思い切って幹を曲げました。
前回の整姿ではまだまだ腰高感があり面白みがなかったので
約3年経ってやっぱり再改作することにしました
今度はジン(枯れて硬化した白い部分)を背負ったサバ幹(腐食し硬い
部分が残った部分)を曲げましょう!
ここからは力業です
鉢をしっかり固定し幹を引き絞ります
だいぶ曲がりましたね
現在の樹高は60㎝
3年前の入手当時から20㎝縮小しています
ここまで来たらもっと曲げて幹の動きを強調したくなりますね
まだまだいきますよ!
樹高は55㎝まで下がりました
ジンも折れることなく曲げることができました
この後植え替えて元気をつけてもらいます
それから5年後 再手入れ
幹曲げの後、傷むこともなく枝も充実してきたので枝を整理します
まずは葉選り(古葉の整理)して針金も外します。
サバ作り
最初に曲げた上部を右側からみると変化がないので
幹を削り自然の厳しさを表現します
更に右の一の枝が長くなって重く感じるので
半分くらい切り詰め先をジン(枯れ枝)にします
ジンやサバは材木を屋外で雨晒しにしているようなものなので
腐食がまないように汚れを落とし石灰硫黄合材を塗布します
更に2年経ちました
樹の勢いは良好なので芽摘みと枝葉数の調整をしました。
そしてここでもジンとサバに石灰硫黄合剤を塗布しておきます
次回の予告
ほぼ思い通りの姿になってきましたね。
ちなみにここまで随分時間が掛かっていますがいろいろと忙しくて
自分の樹はいつも後回しになっているからです(言い訳言い訳…(><;)
では、次回は展示会に向けた仕上げの状況をご紹介いたします。
お楽しみに~ (^^) ~~
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